相棒14 元日スペシャル「英雄」の感想!赤いカナリア編が完結へ!

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毎年恒例の相棒の元日スペシャル、2016年は「英雄〜罪深き者たち」が放送されましたが、今回のスペシャルの内容はなかなか見応えのあるモノとなっていましたね。面白かったです。

相棒シリーズは基本的には単発ストーリーで展開されますが、中には過去の作品と繋がっているのもいくつもあります。その中の一つである「赤いカナリア篇」が完結しました。

相棒14 元日スペシャル「英雄」の感想

「赤いカナリア篇」完結

赤いカナリアとは1970年代に生まれた極左グループのことで本多篤人(古谷一行さん)が幹部として動いていた組織。しかし、相棒シーズン8「カナリアの娘」で逮捕され、シーズン9「亡霊」で死刑判決、色々とあって別人になり娘の本多茉莉(内山理名さん)と静かに暮らしている…はずでした。

相棒の「赤いカナリア篇」が完結したかどうかはわかりませんが、今回の元日スペシャル2016「英雄〜罪深き者たち」では本多茉莉は不治の病で亡くなってしまって(本多茉莉は木本百合に名前を変えて生活をしていました。)、最終的には本多篤人も撃たれて死んでしまうなど、「赤いカナリア篇」の主要メンバーが皆いなくなってしまったのです。

なので、完結….と考えてもいいのでしょうね。

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ストーリー(ネタバレ)

今回の正月スペシャルはなかなか面白かったです。最後のどんでん返しのストーリー展開も読めなかったですし、まさか富山の村役場の職員の植村明梨(武田梨奈さん)がめちゃくちゃ重要なキーウーマンだったことに驚いてしまいました。

脇役のくせに杉下右京(水谷豊さん)にえらい絡んでくるな…って怪しいとは思っていましたが、最後の展開は予測できませんでした。

簡単にストーリーを紹介します。

爆破事件発生

官房長官の音越栄徳(西村和彦さん)と官房副長官に就任した片山雛子(木村佳乃さん)が二人で新会派「ニューワールドオーダー」を結成、記者会見を行い音越が総裁選に出馬することを発表します。そして、舞台から降りた瞬間にステージが爆発します。

休暇を取っている杉下右京は元捜査一課の三浦刑事(大谷亮介さん)と花の里で再会し極左グループの赤いカナリアの元幹部・本多篤人の消息が分からなくなったという情報を得ます。

一方、冠城亘(反町隆史さん)は爆破事件に関する会議に出席します。実は法務省にいた時に本多篤人の事件の処理をしていたのです。そして爆破事件を起こしたのは本多篤人である可能性が高いと警視庁公安3課とともに捜査を進めることに。

富山に足を運ぶ杉下右京

杉下右京は本多親子が住んでいる富山県に足を運びます。そして本多茉莉が3日前に亡くなってしまったことを知り、父親の本多篤人は消息不明、そしてこの村は官房長官の音越栄徳の選挙区であることも判明します。

村役場の職員の植村明梨に案内されて本多親子が住んでいた家に案内されます。そこで、青色の石を発見します。「願い石」と呼ばれるもので一つの石を半分に割って同じ願いを持ったもの同士が持つことで願いが叶うという石です。

植村明梨も赤色の願い石を首から付けています。

片山雛子と対立する杉下右京

杉下右京は公安3課に連れられて警視庁の捜査本部に戻されます。そして片山雛子と再会。杉下右京は本多は市民が爆破に巻き込まれるのは本意ではないと言っていたことから彼が関与している可能性は低いと訴えますが片山雛子は聞く耳を持たず対立。

再び、杉下右京は富山に足を運びます。植村明梨と再会して再び本多の家に。すると音越の秘書と遭遇。彼は元々は13年前に火事で亡くなった大黒議員をしていた秘書でこの土地が再開発されるということで大黒議員の小屋の焼け跡を訪れていたようです。

サルウィン共和国の国籍を持つ鞘師九一郎

冠城亘は角田課長より有力な情報を得ます。サルウィン共和国で兵士をしていて現地の国籍を持っている暴力団組長である鞘師九一郎が日本に爆弾ん原料を持って帰国したのです。しかし、日本国籍ではないので警察は手出しすることは出来ないという厄介者です。

杉下右京は音越と村民の食事会に参加し大黒議員の小屋に通っていた子供の一人で柄谷時生という人物の存在が明らかに。しかし、もう一人の子供の消息は不明になっていたのです。そして、柄谷時生が鞘師九一郎と一緒に行動をしていた人物だったのです。

音越の船上パーティーに参加

右京と植村明梨は音越が開催する船上パーティーに参加します。そこに甲斐(石坂浩二さん)の計らいで冠城亘も休暇を取ることを勧められ杉下右京の元に。共に行動することに。

それぞれ、別行動をすることになる右京は部屋に行きます。

すると背後から襲われます。華麗なアクションで杉下右京はサルウィン共和国で兵士らしき人物を撃退します。その頃、音越のパーティ会場に本多篤人と鞘師九一郎が人質を引き連れて姿を現れ船内を占拠し音越を出せと。出さないと都内に仕掛けられた爆弾を爆発させると。

本多篤人と面識のあった右京は甲斐からの推薦もあり交渉人に。ついでに冠城亘もそこに参加します。しかし、1回目の交渉は話の進展はせず音越の元に退散をする二人です。

右京は村の開発予定地に爆弾が設置されていると予測、県警にすぐに動くように甲斐は指示。すると、杉下右京の読みの通り発見されます。これを知った片山雛子はこれを選挙に利用しようと考え、要求通り音越を本多の前に出させてSPを利用して二人を捕まえるという警察抜きのハイリスクな作戦を考えます。

自分の地位が確立されるならと音越もノリノリでこの作戦に乗ります。ヘルメットと防弾チョッキを着て万全の体制で杉下右京の制止も聞かず、本多の前に出ます。人質と音越が交換するという条件で中央に歩み寄る二人。すると人質がいきなりナイフで切りかかってきて腕を傷つけてしまいます。

実は、この人質が柄谷時生で罠を仕掛けられていたのです。

そして、SPたちが本多や柄谷、鞘師を一斉に射撃します。本多と柄谷は倒れこみます。右京は本多に駆け寄ります。そして「あの子たちを守ってくれ…!」と言って息絶えたのでした。

あの子たちとは一人は目の前に倒れている柄谷時生。もう一人が誰なのかが分かりません。すると柄谷時生の首から赤色の願い石のネックレスがあることに気付きます。

右京は「僕としたことが…!もう一人の少年は船の中にいるんです!」と走り出します。

一方、音越は切りつけられた腕にしびれを感じています。いつも解毒剤を持ち歩いている植村明梨は秘書に呼ばれて音越の症状を見ると、ナイフに毒蛇の毒が塗られていることが判明。

植村明梨は緑色の解毒剤を音越の腕の切り傷に塗ります。すると音越は悶絶するかのように苦しみ出し椅子に座ったまま息絶えてしまいました。植村明梨は狂ったかのように「やったよ…やったよ…!」と笑い出し自ら緑色の薬物を舐めて倒れてしまいます。

そして、右京が駆けつけて本当の解毒剤を彼女に投与して一命を取り留めたのでした。

事件の真相

今回の事件の黒幕は植村明梨と柄谷時生の二人です。虐待を受けていた子供の時に大黒議員と出会い救われました。

しかし、音越が自らが当選するために事実無根の噂を流して大黒議員を陥れ、自ら命を絶つという道を選び、彼らに「私の恨みは必ず晴らしてくれ」と告げるのです。それから植村明梨と柄谷時生の二人はずっと音越の事を恨んでいたのです。

そんな時に本多親子と出会う二人。本多茉莉は復讐に燃えている彼らのことを見て父親の本多篤人に守って欲しいと死に際にお願いをしていたのです。

本当は本多と鞘師は音越が出てこないプランBが本命でした。爆破するのは水門、誰も死ぬことがなく大黒議員の意思を示すことができ柄谷時生の格好もつく、その後は鞘師が時生を連れて大使館に逃げ込めば警察も手が出せない。時生は第2の人生をやり直せばいいというもの。

つまり、誰も犠牲者を出すことなく事を終えようとしていたのです。しかし、爆弾が発見され音越が交渉に応じてしまったことで計画が狂い多くの犠牲者が出てしまったのです。

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突っ込みどころも多い

なんだろうな、全体的には面白いストーリーだったと思うんですけど、大黒議員の行動がいまいち理解できないところがありますね。

いくら事実無根の噂で音越に地位を崩されてしまったとはいえ自分が焼身して子供たちに復讐をするように告げたのか。いくら慕っていた子供とはいえ子供を巻き込むとは何事なんだと。しかも、噂を流されたとしても負けは負け。潔く引きさがれってね。完全にダメな大人だよね。ダメな大人についた子供がダメな大人になっていく、いい例なのかも。

あと、音越が傷口に塗られた劇薬。傷口に塗られてから数秒で死んでしまいましたけど、そんなにすぐに倒れてしまうもんなんでしょうか。そんな劇薬を飲んだ植村明梨は解毒剤を投与して一命を取り留めるとはね。

そして、赤いカナリアで盛り上がった本多篤人と本多茉莉があっさりと死んでしまったというところもちょっと残念なところでもあります。片山雛子も議員辞職しましたし完全完結…といったところでしょうか。

個人的には全体的にはよくできた話で面白かったですが、突っ込みどころも多かったように思います。

紅茶の淹れ方がネタになってきている

年々、杉下右京の紅茶の淹れ方が極端になってきているように感じるのですが、今回の元日スペシャルでは電車の中で水筒に入れた紅茶を電車の席でいつもの高さの角度から紅茶を淹れていました。

電車でもカップを持参して紅茶を楽しむとは…。

なかなか優雅でいいですね。真似したいくらい。もう、ここまできたらネタでしかないような気がするんですけど。完全にネタか。

杉下右京のアクションシーンも久しぶりに登場!

そして、杉下右京のアクションシーンがまさか見れるとは思いませんでしたね。そして、めちゃくちゃ強い!水谷豊さんって63歳ですよ。この歳であの俊敏な動きを見せるとはスターウォーズのヨーダ並の衝撃です。ちょっと例えが悪いか…。

過去にも杉下右京のアクションシーンが描かれたことはありましたが、ここ最近はあんまりなかったので、なかなか新鮮な回でしたね。

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