映画「真夏の方程式」の感想ネタバレ!少年がとにかく可哀想な物語。

manatuno

映画「真夏の方程式」の感想(ネタバレ)

映画「真夏の方程式」は2013年6月に公開されたドラマ「ガリレオ」シリーズの映画第2弾作品です。

当時、映画館に足を運んで見ました。今までのドラマシリーズの「ガリレオ」や映画「容疑者Xの献身」に比べるとテイストがちょっと違うように感じた「真夏の方程式」。

久しぶりに見返してみました。もう一回見返してみるとその面白さがよくわかります。その一方で、今回の物語は少年を巻き込んだ事件だったこともあり少年に対しては「可哀想」という想いがこみ上げてきます。いい大人が少年を利用するってちょっと考えられないような事件でもありますが。

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また、「真夏の方程式」は引き込まれる世界観が非常に美しい作品。「容疑者Xの献身」の時はさほど感じませんでしたが「真夏の方程」はロケ地が静岡県の西伊豆町浮島という自然あふれる場所で真夏に撮影したのか物語に反して明るく、海の中の映像なんかも非常に綺麗。

そんな中で淡々の物語が進む感じが見ていて非常に心地よさを感じてしまいますね。

原作はガリレオシリーズの6作目

本作品の原作は東野圭吾さんの小説、「探偵ガリレオ」「予知夢」「容疑者Xの献身」「ガリレオの苦悩「聖女の救済」と続く6作目の「真夏の方程式」となっています。

基本的には原作がベースに物語が進行していきますが、細かい部分で物語を省略していることもあり、映画では普通では理解できない展開になってしまったこともあります。本来、その細かい描写も映画に入れることができたらもっと深い作品になったと思うのですが、映画の時間の関係で端折ったということになるのでしょう。

まあ、500ページの長編作品を2時間の映画に綺麗に収めたのは凄いと思います。

重要な登場人物

湯川学(福山雅治)

ガリレオシリーズの主人公はもちろん物理学者の湯川学を演じる福山雅治さん。この映画では事件解決においては物理は全く関係のないものとなっていますが、事件を解決に導くことができるのはさすがの手腕。もう、刑事になった方がいいんじゃないかと思うくらい。

これは前作の「容疑者Xの献身」の時も同じでしたね。しかし、「真夏の方程式」では玻璃ヶ浦に向かう電車の中で出会った少年・柄崎恭平(山﨑光)と出会い、200m先の海底を離れて見るためにペッドボトルをロケットにして飛ばすという物理実験をするなど、物理学者としての一面を垣間見ることができます。

そういう意味でも「真夏の方程式」は事件とはあんまり関係はないけど、ガリレオらしい側面を見ることができるのではないでしょうか。

岸谷美砂 (吉高由里子)

「真夏の方程式」ではドラマ第2シーズンから登場した岸谷美砂 を演じる吉高由里子さんが出てきます。ドラマではこのキャラがあんまり受け入れられなかったような印象がありますが、「真夏の方程式」ではさほど出しゃばりすぎない感じだったので、映画の雰囲気に合った感じだったと感じますね。

川畑成実(杏)

朝ドラ「ごちそうさん」のヒロインになる前に撮影されたんでしょうね。真っ黒に日焼けした川畑成実を演じる杏さんを見ることができます。しかも水着姿にもなって、この映画の大きな見どころの一つとも言えるのではないでしょうか….w。でも、ここまで黒く日焼けさせるのって無理ですよね。やっぱりメイクで黒くしているんでしょうか。

川畑成実は非常に重要な人物となります。父親は血縁関係のない川畑重治(前田吟)、母親は川畑節子( 風吹ジュン)です。この血縁関係がなかったということが悲劇の元凶でもあり、どうにもならない部分でもあります。

柄崎恭平(山﨑光)

湯川学が電車の中で出会う少年です。

湯川は普段は子どもが苦手で近づくと蕁麻疹が出てしまうのですが柄崎恭平は不思議と蕁麻疹が出ませんでした。その理由が明かされることはありませんでしが、湯川と出会ったことで物理に興味を抱くようになる少年に、本能的に拒否反応が出なかったということなのかもしれません。

まあ、物語を描く上で蕁麻疹が出てたら「困る」ってのが最大の理由のように感じますけどね。柄崎恭平も本作品では非常に重要な人物で大人の都合による犠牲になってしまった可哀想な少年…というべきでしょうか。

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映画のストーリー

以下、ストーリーのネタバレが入ってきます。

海辺の町・玻璃ヶ浦では海底鉱物資源の開発をめぐって住民が賛成派と反対派に対立しています。そんな中で物理学者として湯川が地元説明会にアドバイザーとして招かれます。

そこで宿泊していたのが川畑夫妻とその一人娘の成実が営む小さな旅館「緑岩荘」でした。そして、夏休みの間だけ川畑夫妻の親戚だった柄崎恭平が川畑家に預けられ、湯川と出会うことになります。湯川は子どもが嫌いなので最初は毛嫌いをしていましたが、徐々に心を通わすことに。

そんな中で、緑岩荘の宿泊客の塚原正次(塩見三省)が変死体が海岸で見つかるという事件が発生。この刑事は16年前にこの町で発生した殺人事件の捜査をしていた元警視庁の刑事だったのです。

当初は事故として操作されていましたが、湯川が恭平と接する上で違和感を感じ、この事件の真相は事故ではなく事件だと確信することになっていきます。

最初は捜査協力には否定的だった湯川もまさか、少年が絡んでいる事件とは想像もできなかったのでしょう。いつの間にか警察の捜査に協力することになった湯川ですが、大人の都合で巻き込まれてしまった恭平の人生のためにも動き始めます。

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