アリス・イン・ワンダーランドの感想とネタバレ!大人になったアリスが成長する物語!

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映画「アリス・イン・ワンダーランド」の感想

映画「アリス・イン・ワンダーランド」は童話「不思議な国のアリス」と「鏡の国のアリス」を原作とし、主人公のアリス・キングスレーが大人になったその後をティム・バートン監督が描いた作品です。「アリス・イン・ワンダーランド」の続編となる「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」が公開されるということで、そういえば見てなかったなーと思い見てみました。

本作品は、原作となった不思議な国のアリスシリーズを読んでいなくても十分に楽しめると思いますが、ある程度知っていた方が楽しめるのかもしれません。

原作を完全に知っているわけではありませんが、「不思議な国のアリス」と「鏡の国のアリス」で登場するキャラクターが出てきますし、原作で出てくる謎かけが出てきたり映画だけを見ていては何のことなのかさっぱり分からない場面もあるかもしれません。とはいえ、それ抜きにしてもとても楽しい作品。

さすが、異才ティム・バートン監督が手掛けた作品だけあるなと思います。

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原作がファンタジーすぎる作品なだけあり、これを映画にすること自体が難しいことだと思うのですが、これを映像化していしまう彼の手腕は本当に目を見張るものがあるのではないでしょうか。

これだけ特殊な世界観ですが「アリス・イン・ワンダーランド」はオープニングからファンタジックな映像に引き込まれ、何の違和感もなくこの世界観に入り込むことができます。

「アリス・イン・ワンダーランド」の主人公は言うまでもなくアリスですが、帽子屋のマッドハッターの存在感も強烈なものがあります。

演じているのがティム・バートン監督の盟友とも言えるジョニー・デップです。メイクがかなり気色悪い感じなのですが、あの世界観の中で見えるとそれほど違和感がないのも不思議なところですね。

→ 続編の「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」の感想

登場人物とキャスト

登場人物を簡単にまとめました。

アリス・キングスレー:ミア・ワシコウスカ

主人公はアリス・キングスレー。

原作の童話では7歳前後の設定ですが今作品はあれから13年後の世界でアリスが19歳の大人になった時の物語が描かれています。演じているのはミア・ヴァシコフスカですが、本当にスッキリとした顔立ちで美人といった、まさにアリス役にぴったりの女優さんではないでしょうか。

アリスがワンダーランドに迷い込むシーンなどは原作に忠実のように感じます。

マッドハッター:ジョニー・デップ

帽子屋のマッドハッター。

原作で狂ったお茶会で登場する人物で映画でもウサギやネズミ、消える猫のチェシャとお茶をしているシーンで初登場します。中盤から登場するので、ジョニー・デップがいつ登場するのかソワソワしちゃいました。アリスに「カラスと書き物机は何故似てる?」と何回も聞いていますが、これは原作で登場する謎かけ。結局、答えはないみたいなんですけどね。後付けで何やらあるらしいですが。

ティム・バートン監督の作品に登場するジョニー・デップはかなり変質者が多いように感じるのですが、今作は見た目こそ相当変わっていますが、キャラクターとしてはそこまで突出したものではないのかなーとは感じます。

白ウサギ

アリスを現実世界からワンダーランドに導くウサギ。

チェシャ猫

空中に浮いていたり消えたりする不思議な猫。

赤の女王(イラスベス):ヘレナ・ボナム=カーター

「首をはねろ!」が口癖の頭が大きい赤の女王で敵的存在。

妹に白の女王がおりみんなから愛されている白の女王を妬んでおり、なぜ自分はみんなから愛されないのか悩んでいる。その答えは自分をしっかり見れば分かるのですが、それが分からない自分しか見ていない女王。

白の女王(ミラーナ):アン・ハサウェイ

赤の女王の妹で動きが若干怪しい白の女王で味方的存在。

….まだまだいっぱい楽しいキャラクターは登場します。

あらすじ(ネタバレ)

主人公のアリスは幼少期からワンダーランドに行く夢を見ていました。

ある日、父親にその話をして「私、おかしいのかな?」と質問をすると「そうかもしれない。でもデキる人はみなおかしい」と特別だけど誇るべきことであると優しく語りかけるのでした。

そんなアリスも大人になり19歳に。

父親は亡くなってしまい母親と姉と生活をしています。そんなある日、アリスを結婚させようと周囲が仕組んだ婚約パーティーで貴族のハーミッシュ伯爵に求婚されることに。しかし、アリスは自分の答えを出さずに「考えさせて」とその場を立ち去ってしまいます。

アリスはアリスだけが見ることができたウサギを追い、幼少期の時に不思議の国に行った時のように穴に落ちていってしまい不思議な部屋にたどり着きます。ここには飲むと体が小さくなる液体や食べると体が大きくなるケーキなどがあり、その薬を駆使して、何とか部屋の中から出ることに成功します。

その先に広がっていた世界は現実とは思えない世界が広がっています。アリスは「いつもの夢」だと思い込んでしまいますが、途中で猛獣バンダースナッチに襲われても夢が覚めないことに違和感を感じます。(腕に傷を負います。)

ここで出会った不思議な生き物たちに「違うアリスなのか?」と言われてしまうことに。

悩んでいる娘に「頭が変」とキッパリと言えるお父さんも凄いですね。ここでショックを受けずに前向きに捉えることができるアリスの精神力の強さは相当なものかもしれませんが。そんなアリスが大人になると周囲に振り回されてしまい自分で自分の人生を歩むことができなくなってしまった女性に。

ワンダーランドの生き物たちに幼少期に来たアリスではないと言われてしまいます。

これは、アリスが自分が進むべき道をしっかりと歩むことができない人間になっていたことから、彼らの目には幼少期に来たアリスとは全くの別人に見えたってことなんでしょう。これが単なる不思議の国の物語で終わっていない面白さであり、アリスが短期間の間に成長が描かれることになるのです。

ワンダーランドは以前までは白の女王が治めており平和な国でしたが、姉の赤の女王の手によって圧力で押さえつける世界が広がっていたのです。

マッドハッターと出会うアリス。

この世界に伝わる予言書にはワンダーランドを救う救世主の絵が描かれていて、これがアリスの風貌にそっくりだったです。そのことからこの腐敗した世界を救うために白ウサギがアリスをワンダーランドに呼び寄せたのでした。この予言書のことは赤の女王も目にしており、アリスを探すために動き出すことに。

アリスはマッドハッターとともに白の女王の元に向かいますが、赤の女王の手先のハートジャックに襲来されアリスを逃すものの、マッドハッターは囚われの身になってしまいます。この状況に「私のせいで囚われてしまった」と責任を感じ、赤の女王の元に行きマッドハッターを救出に向かいます。

マッドハッターが囚われたことが自分の責任だと感じたことがアリスの行動を変えた大きなきっかけになるのですが、これ以降のアリスは前半のアリスとは打って変わって、自分の考えで行動をする強い人間に生まれ変わっていく過程が描かれているように思います。

アリスは何とか赤の女王の城に潜入することに成功。誤魔化しながら赤の女王に気に入られて城の中を自由に徘徊することができるように。そして、囚われているマッドハッターと再会を果たします。

予言書に書かれていた「ヴォーパルの剣」を探しだすことに成功し、最初に襲われた猛獣バンダースナッチを手懐けて白の女王の元に向かいます。その頃、マッドハッターは処刑台に立たされることになりますがチェシャ猫が身代わりになり、処刑されそうになった瞬間に消えて難を逃れます。

マッドハッターは不満を抱いているみんなに話しかけ反乱を呼びかけます。

愛する心があれば猛獣すら手懐けてしまうことができるアリス。これこそ、救世主なのかもしれません。赤の女王は権力で庶民を押さえつけるだけで、誰も信頼してくれる人はいないんでしょう。

なんか、人生観が詰まった物語でなかなか面白いですよね。

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アリスとマッドハッターらは白の女王の元に。

ずっと夢だと思っていたこの世界は現実のものだと蛹になり掛けてている芋虫のアブソレムに教えられて、アリスは赤の女王の軍団と戦うことを決意。赤の女王は怪物ジャバウォッキーを呼び出して応戦。アリスは子供の時に父親から教えられたいた6つのおまじないを呟きながら怪物ジャバウォッキーの首をヴォーパルの剣で落とすことに成功。

白の女王は赤の女王から王冠を取り戻します。マッドハッターはアリスにこの世界に留まらないかと言いますがアリスは元の世界に戻って生きるという強い意志を示し、ジャバウォッキの血を飲んで現実世界に戻っていくことに。

場面はハーミッシュ伯爵に求婚された時に戻ります。

アリスは「あなたとは結婚はできない」としっかりと自分の意志を示して姉に「私は自分の人生を自分で決めて生きる」と宣言。そして、父親の友人に中国への貿易の話をして彼の会社に入ることに。

その時、蝶々に孵化したアブソレムが飛び立ちます。

芋虫のおアブソレムに「生まれ変わったらまた会おう」と言われてアリスの現実世界で孵化した青色の蝶々で再会するという終わり方は良かったですね。

ワンダーランドであれだけの出来事があっても現実世界ではハーミッシュ伯爵に求婚されて逃げ出して戻って来る間しか時間が経っていないって、どうなってるんだって感じですね。この短時間でアリスは大きく成長を遂げることになりますが、ワンダーランドに行くことで時間軸も変化してしまうということなのかな。

このあたりは続編の「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」で少しは解明されるのかな?

結局のところ、ワンダーランドは現実だったのかアリスの夢だったのかという疑問が湧いてくるのですが腕に負った傷跡が鮮明に残っていたことを考えると現実に起こった出来事だったと考えるのが自然なのかもしれません。まあ、ファンタジーの世界ですから、そんなに追及するところでもないかもしれませんね。

ということで、本日7月1日より映画が公開されるということで、早速見てこようかと思っています!

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