神の舌を持つ男 1話の感想とネタバレ!ミヤビの正体は広末涼子?

2016/07/09

神の舌を持つ男

堤幸彦監督作品となるTBSドラマ「神の舌を持つ男」がいよいよスタートしましたね!

このドラマは堤幸彦監督が20年も構想を練っていたらしいのですが、何というか…堤ワールドが全開のドラマだったように感じます。でも、シメるところしっかりと締めてきっちりと完結させるのはさすがです。小ネタも多くてコメディ要素がかなり強いように見えてストーリーは意外にもしっかりしています。

演出が寒すぎるくらいワザとらしいので賛否分かれそうな気もしますが、個人的には結構好きな方の部類なのかな。堤監督の作品の中ではSPECよりもTRICKに似た雰囲気があるかもしれませんね。

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「神の舌を持つ男」ってどんなドラマ?

タイトルを見ただけではどんなドラマなのかさっぱりわからないのですよね。

主人公の朝永蘭丸(向井理)は温泉芸者の雅という女性を追い求めて2スペオタクのミステリー好きの甕棺墓光(木村文乃)と、冷静にツッコミをする宮沢寛治(佐藤二朗)と一緒に温泉地を訪ねているのですが、行く先々で人が死ぬという事件が起きて、神の舌を持つ蘭丸が自らの舌を使って成分分析をして科学的に事件解決に導くというかなり変わったミステリードラマとなっています。

蘭丸がどうして舐めただけで成分が分かるようになったのか。

京都大学薬学部の教授の父親・竜助の影響を大きく受けており、滋賀県の伊吹山にある研究所で幼少期から様々な野草などを口にし続けた結果、モノを舐めただけで成分を分析することができてしまう「絶対舌感」を身につけてしまうことになったのです。

なんじゃ、それ!!

蘭丸の祖父の平助(火野正平)は滋賀県の大津温泉で三助として名を知られていました。

三助というのは銭湯でお客さんの背中を流したりする男性のことで昔はよくいたらしいですね。少し前に東京の銭湯で日本でただ一人の三助をしている方が紹介されていました。蘭丸は平助に三助を仕込まれ各温泉地で泊まらせてもらう代わりに三助をお客さんにするという設定。

女性の背中を流すサービスシーンは必要なのか?って思ってしまうくらい謎な設定です。主人公の特殊能力として神の舌を持つだけじゃダメだったのか、やりたい放題なドラマといった感じでしたね(笑)

それにしても向井理さんが髪の毛を下ろして丸メガネを掛けてめちゃくちゃ幼い雰囲気になっていますが、これって通常時の向井理さんが舌を出してペロッてすると犯罪者になってしまうから幼く演出したのかな。

もし、朝ドラ「とと姉ちゃん」の叔父さんが舌を出してペロッとしたら引くもんね…。

第1話のストーリー(ネタバレ)

朝永蘭丸(向井理)と甕棺墓光(木村文乃)、宮沢寛治(佐藤二朗)の3人はボロ車で旅館の「秘湯上屋敷」に向かっていますが、蘭丸は車の中に流れてくる空気を舐めて空気中の成分から温泉が近いことを察知します。

(蘭丸は育った環境が幸いしたのか災いしたのか、蘭丸の脳は舌に乗せたものの成分に変換する。だから恋などできない…はずだった。爺さんの通夜であの女と接吻するまで。蘭丸の脳に何も浮かばせなかったその女。流しの芸者で雅といい雨らしい。)

蘭丸はミヤビを追い求めて3人で温泉地を転々としているのですが、甕棺墓光は蘭丸のことが好きで雅という女性にヤキモチを焼いています。

温泉地に辿り着くと「よそ者は立ち去れ」というプラカードを持った住民の姿が。蛍を守ろうとしている市民団体のようです。

蘭丸たちは気にせずに車を先に進めると、その先ですれ違った車に雅らしく女性の姿を発見…。急いで雅が乗った車を追いかける蘭丸と寛治でしたが、ガス欠で車が止まってしまうのでした。

キスをするたびに成分変換されてしまうのか…。

それはちょっとキツイかもしれませんね。そんな中で雅という芸者だけは成分変換されることがなかった。だから、気になって気になって仕方がなくて大の大人3人で雅を追いかけている…。

どうして、こうなる。第1話ではこの3人の関係性の説明がありませんでしたが、今後の物語で少しずつ明らかになっていくでしょうかね。…まあ、さほど気にはなりませんが。

蘭丸は旅館に向かい雅の行き先を女将の美鈴(片平なぎさ)に聞きます。すると、雅を駅まで送って行ったのは支配人で美鈴の旦那であることが明らかに。

3人はこの旅館にお金がないのに泊まろうとします。蘭丸が伝説の三助の孫であることを明かし、この旅館のお客さんに三助をする代わりに泊まることになります。

そこへ、と温泉組合長の石原(大河内浩)が慌ててやってきて近くの川で死体が発見されたことが明らかに…。

このタイミングで川から死体が出るってまさにTRICKみたいな展開です…(笑)

それにしても、宮沢寛治を演じている佐藤二朗は淡々と二人を突っ込んでいる役柄ですね。堤幸彦監督の過去の作品は2人でタッグを組むパターンが多かったので、3人いるのは少し違和感を感じますが。

3人は死体が上がった川に行くとそこには刑事らも…被害者は小舟の上で倒れており、環境省の調査員で毒物のようなものを飲んで死んでしまったようです。

2時間のサスペンスドラマが大好きな甕棺墓光はしゃしゃり出て勝手に推理を始めます。

そこには川の蛍を守る市民団体や町長の姿もあり、市民団体らは調査員のことを知っているようですが、町長はこの人物を知らない模様。

市民団体が言うには川に県外から持ってきた蛍が放たれて元々いた蛍が絶滅しようとしているという。だから、元々いる蛍を守るために抗議をしているのだとか。

甕棺墓光のボロ車がガス欠で放置されているのを不審車と見られてしまい報告を受けた刑事は詳しい話を聞くために3人を留置所に連れて行こうとします。

しかし、旅館の女将の美鈴は「責任を取るからウチの旅館に泊まらせてもいいですか?」と3人を助けるのでした。

温泉のポンプが壊れたから水道水の温泉を流すから、そのお詫びにお客さんに蘭丸の三助をサービスさせたいという根端だったのです。

蘭丸は温泉で中国人女性に三助をしていると、温泉の成分に塩素酸ナトリウムと微量の温泉成分が含まれていることに気付きます。温泉が止まって水道水のお湯を混ぜたから…蘭丸は成分を布に書き出してメモします。

そうだよね。

蘭丸には三助として活躍してもらいたいもんね。でも、あのボロ車を放置していた持ち主が目の前にいたら怪しまれるのも当然かもしれませんね。

蘭丸って少し頭が悪いキャラなのかな?さっき温泉を止めて水道水を混ぜてるって話していたばかりなのに。

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その夜、3人は警官に監視される中でびわ酒を飲みます。

するとズラを被った女将の旦那の支配人が現れます。蘭丸は雅の居場所を聞きますが、駅から先はどこに行ったのかは分からないと。そして、「言うべきではないかもしれませんが…雅さんには昨日まで宴会の席を取り持ってもらっていましたが、深夜にこっそりとお客様の部屋に…彼女が売っていたのは芸だけではなく…体も。」と。

蘭丸はショックを隠しきれません。

眠りにつく蘭丸。甕棺墓と寛治は二人で蘭丸が探している雅について話をしていますが、甕棺墓は無理矢理キスをした時に蘭丸にコガネムシの体液の味がすると言われたことがあるという話題を…。

その時、蘭丸はかなり苦しそうにうなされ、甕棺墓は「大丈夫?!まるちゃん!」といって布団の上に飛び乗り蘭丸は目覚めるのでした。

翌日、何の夢を見ていたのかを尋ねると「シアン化物で殺される夢」を見たと。すると刑事が入ってきて被害者を解剖した結果、シアン化物が検出されたことが明らかに。

刑事らは蘭丸を疑っていますが、甕棺墓は昨日まで滞在していた雅も怪しいと推理を始めます。すると刑事に電話が掛かってきて、被害者が乗っていた船は蛍を守る市民グループの所有物であることが明らかになったと。

だるま芸者….。そんな言葉、普通のドラマじゃ出てこないでしょうね..。

そして、キスの味が「コガネムシの体液の味がする」と言われた甕棺墓。普通の女性ならショックで倒れるか張り倒すと思うんですけど…。コガネムシって、どんなけ口が臭いんだろうか(笑)

刑事らと蘭丸らは市民グループに元に行きます。そこに町長らも現れます。

甕棺墓は町長に「ここの蛍は県外から買ってるんですよね?」と追及すると「購入した蛍は川下だけで養殖しているから川上に広がることはない」と反論。蘭丸は女将から「うちの宿は最も上流にありますから」という言葉を思い出し、あの旅館の周囲には蛍がたくさんいたことが気に掛かります。

旅館に戻ると女将は「おかげでポンプは直りました」と温泉が復旧したことが明らかに。その夜も蘭丸は三助をすることになるのですが、そこで温泉の源泉の成分が昨日と違うことに気付きます。

「もしかして…」

蘭丸はふんどし姿で旅館を走り部屋に戻ります。すると、布団カバーや枕カバーが新しいものに…。蘭丸は気が狂ったかのように畳を舐め始めます。

「僕はここで寝ていた…。アミグラリン?…そうか。だから。」

蘭丸が外の蛍を見ようと窓際に行こうとした時、何かを踏みます。

「証拠を見つけました。この美しい蛍こそ恐ろしい殺人の証拠だったんです。」

主役は蘭丸のはずなんだけど甕棺墓のキャラが強すぎて、なかなか面白い。解決に導いているのか混乱させているだけなのか、よくわからない感じがいい。

この旅館はオフシーズンでも満室になるくらい人気の宿。蘭丸たちが泊まっている部屋は急に誰かがいなくなって空いた部屋。この部屋に被害者が泊まっていたのです。

つまり彼が死んだことでこの部屋が空き、そこに蘭丸たちが急に泊まることになったから布団のシーツや枕カバーは変える時間がなかったのです。だから蘭丸はシアンのついたシーツの布団で眠ってしまったことからシアンで殺されるという夢を見た。

女将は「あなたの舌なんて信用できない」と言い放つと蘭丸は….

「この事件の謎は…この舌が味わった。」

とペロリと舌を出すのでした。

TRICKの山田が「丸っとお見通しだ!」って言いそうな雰囲気の中で「この事件の謎は…この舌が味わった。」と言って舌を出す決めゼリフ。

なんだこれは(笑)

かなりシュールです。向井理さんもすごい役に当たったもんですね。数年後に見られたくない姿になっていないことを願いたいところ。

蘭丸は先ほど部屋で踏んだ干からびているびわの種を取り出します。

びわの種をすりつぶすことで猛毒のアミグラミンを抽出し被害者の食事に入れた。しかし、不純物が多く即効性がないので眠った後に毒が回って死んだのです。そして、女将と支配人は被害者を小舟に乗せて川に流した…。

これが事件の真相だったのです。

動機はこの旅館は温泉ではなく水道水に入浴剤を使っていたことを知られてしまったから。ポンプが故障したのは1年以上前のことで、本当はオフシーズンに修理する予定だった。しかし、蛍が川の上流までやってきたことがネットで話題となりオフシーズンがない状態に。

修理する暇がなく、ずっと水道水に入浴剤を入れて誤魔化して営業。そこに環境省の役人がやってきて、そのことがバレてしまい慰謝料とかに怯えて殺害してしまったのです。

最近になってホテルが上流までやってきた原因は温泉のポンプを修理しなかったことで上流に暖かい温泉が流れ出して温度が上がった。だから川下にいた蛍が上流まで上がってきてオフシーズンでも姿を見ることができたのです。

女将と支配人は逮捕されることになるのですが、蘭丸は自分が真相を暴いてしまったことで涙を流します。

最後に支配人は蘭丸に「雅さんの次の仕事場は轍共温泉南出田楼です。」と行き先を教えます。そして、雅が夜中に客室に入ったのは嘘だったと。本当はそこで見たのはスキンヘッドの男性と一緒にいた姿を見ており「タダならぬ関係のように思えました」と。

1年以上も水道水で運営してきたのがバレたら旅館の信用度はガタ落ちでしょうね。というか、女将はなんで蘭丸たちを留置場ではなく身柄を引き取って旅館に泊めたんでしょうかね。

彼らを旅館に泊めなかったらバレることはなかったような…。それだけ蘭丸の三助が魅力的ということなのか。

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感想

最初は久しぶりの堤幸彦節に付いていくのが大変でしたが、物語が進むに連れて慣れてきました。登場するキャラクターみんな個性的で面白かったです。

もう、何も気にせずに好きなことをしている感じ。

向井理さんが演じる主人公の蘭丸が若干のインパクト不足のようにも感じますが、それを木村文乃さんが演じる甕棺墓が補っているようにも思います。

佐藤二朗さんが演じてる宮沢寛治はストーリー上はほとんど必要のないキャラだと思うんですけど、淡々とするツッコミがあるのと無いのでは随分と雰囲気が違うものになるのかもしれませんね。

雅は広末涼子さん?

とりあえず、ミヤビは広末涼子さんでほぼ間違いなさそうな感じですね。

蘭丸が平助の通夜の時に出会った雅にいきなりキスされてしまい蘭丸が一目惚れをしてしまいます。

祖父の通夜に来ていたということは平助と何らかの関係があったということ。(第1話の最後で明らかになりますが、旅館で平助と同じスキンヘッドの男と一緒にいる姿を目撃されています。)

まあ、通夜でいきなりキスをされるということが既にぶっ飛んでいますよね。というか、意外と向井理さんのキスシーンが多いという。

この雅という謎の人物は誰が演じているのかは明らかにされていません。でも、噂によると広末涼子さんが演じているらしいですよ。なんか、ロケで向井理さんと広末涼子さんが一緒にいたんだとか。

確かにチラリと映る雰囲気はそんな感じに見えなくはないかもしれません。あとで録画したのを見返して観てみたら口元とか後ろ姿の雰囲気とか完全に広末涼子さんにしか見えませんでした。

確定でしょうか。

何話くらいで蘭丸はミヤビに出会うことができるのか。

第2話の舞台は「轍共温泉南出田楼」でテツandトモが出てくるのかなと思いきやサスペンス劇場で常連の山村紅葉さんがゲスト出演。めっちゃ本格的じゃないですか。今までに無い雰囲気のドラマで、今後の展開がかなり気になります。

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